「ザ・プリズン」ハン・ソッキュ“いつも演技については物足りないところがある”

韓国を代表する名俳優ハン・ソッキュが、先日公開された「ザプリズン DVD」(監督:ナ・ヒョン) に出演しスクリーンに復帰した。これまで26年間、約34本のドラマや映画に出演し、一度見たら忘れられないカリスマ性あふれる演技を披露してきた彼であるだけに、より一層期待が高まっている。

ハン・ソッキュは1990年代に「私たちの天国」「ソウルの月」「グリーンフィッシュ」「接続 ザ・コンタクト」「8月のクリスマス「シュリ」などの作品を経て、人生タクシー DVD2000年代に「恋の罠」「目には目、歯には歯」「2階の悪党」「ベルリンファイル」「尚衣院」などを通じて、鳥肌が立つほど立派な演技を披露し、韓国で多数のファンを確保している。

ザプリズン DVD


新作「ザ・プリズン」は、監獄に収容された暴力組織の第1人者チョン・イクホが、刑事の身分で刑務所に入所したソン・ユゴンに出会うことから繰り広げられるストーリーを描いた作品だ。俳優ハン・ソッキュがイクホ、キム・レウォンがユゴンを演じる。

ハン・ソッキュは悪役を演じたことはあるが、ザプリズン DVD今回は血も涙もない究極の悪人だ。ハン・ソッキュは、最近行われたOSENのインタビューで「初めてシナリオをもらった時、難しい撮影になりそうだと思ったが、俳優として一度やってみようと思った」と出演を決めた理由を明かした。イクホを演じるため、自身の基本的な条件を変えることまでして役に入り込んだという。

これまで作品を通じて、限りなく純情な姿や、ワンライン DVD正義に満ちたまじめな姿を見せてきた彼が「ザ・プリズン」では狂気と欲望に満ちた男性らしい人物を演じ、イメージチェンジを果たした。ハン・ソッキュ本人は情にもろく、まっすぐな性格だが、究極の悪役である組織のボス、イクホの姿も不自然に見えることはなかった。